9月29日~10月5日の感染症サーベランス集計で、堺市では早くも 今シーズン初のB型インフルエンザウィルスが分離されたとの報告がはいってきました。今年の流行は早いかもしれません。また今年は、例年になくこの時期にRSウィルスが流行しています。2才未満の小児には細気管支炎等の深刻な呼吸障害を惹き起こすウィルスで、当院でも すでに数例発生しています。発熱・喘鳴・哺乳力低下を伴う場合は受診して下さい。
緒方院長のコラムです。
9月29日~10月5日の感染症サーベランス集計で、堺市では早くも 今シーズン初のB型インフルエンザウィルスが分離されたとの報告がはいってきました。今年の流行は早いかもしれません。また今年は、例年になくこの時期にRSウィルスが流行しています。2才未満の小児には細気管支炎等の深刻な呼吸障害を惹き起こすウィルスで、当院でも すでに数例発生しています。発熱・喘鳴・哺乳力低下を伴う場合は受診して下さい。
運動会シーズン到来。しかし、溶連菌性咽頭炎が流行しはじめました。うがい、手洗いを励行し、怪我のない様に元気で練習に励んでくださいね。
10月1日から今年もインフルエンザの予防接種を開始します。おがた小児科のこども達は接種率が高く、昨年も目立った流行なく終息させることが出来ました。
本当に皆さまのご協力に感謝しています。今年も何卒宜しくお願い申し上げます。
7月中旬になり、夏型感染症最盛期になってきました。
咽頭結膜熱(プール熱)、ヘルパンギーナ、手足口病が多く、
他に水痘および溶連菌性咽頭炎が散見されます。
これらは水痘を除き空気感染ではなく、糞口感染、接触感染です。
うがいと手洗いを励行し、タオル、食器類を別々にして、
生水を飲まない様にしましょう。
汗疹(あせも)や刺虫症(虫さされ)から
伝染性膿痂疹になるケースも頻発しています。
汗をかいたら、小まめにシャワーで流してあげて下さい(石けんは不要)
さあ、待望の夏休みです!おとうさんも子ども達とアウトドアでおもいっきり
ENJOYして、父子関係をよりタイトなものにするチャンスです。
5月の連休から梅雨入りまでは 1年中で最も天候不順で
体調を崩しやすい時です。
温度・湿度管理に気を配り、風邪をひかせない様に
注意してくださいね。
また7月末迄は、イネ科の花粉の飛散時期で、
発作の出ている喘息患児も散見されます。気をつけましょう!
久しぶりに自分の日記を読み返してみて、私見に偏りすぎているきらいがあるように思えたので、ここで【インフルエンザ予防接種ガイドライン】のURLをペーストしておきます。
ご一読をお薦めします(大人の場合ですが)
http://www.mhlw.go.jp/topics/bcg/tp1107-1e.html
【接種回数】
予防接種法実施規則により、インフルエンザの定期の予防接種は、シーズン毎にインフルエンザHAワクチンを一回皮下に注射するものとされている。
インフルエンザは毎年流行するが、病原ウイルスは少しずつ抗原性を変えることが多く、ワクチンも毎年これに対応する株が選定されている。また、ワクチンが十分な効果を維持する期間は接種後約2週間後から約5ヶ月とされており、これらの理由によりワクチン接種は毎年、該当シーズン用(次期冬季用)のワクチンを、流行が予想される時期とワクチンの有効期間が一致するように行う必要がある。したがって、インフルエンザの予防接種は、過去の発生状況から考えて、一般的に10月下旬より12月中旬頃に行われるのが望ましい。
Calci先生のコメントより抜粋
To be continued・・・・
インフルエンザはウイルス粒子が小さく、鼻粘膜や咽頭粘膜に張り付いて上気道炎(普通感冒)の原因となるコロナウイルスやライノウイルスと異なり、下気道奥深くまで吸入されて侵入する。この局所感染が成立する末梢気管支粘膜あたりは血流が豊富で、組織間液中の抗体濃度は血液中の抗体濃度と強く相関する。したがって予防接種により血液中の抗体価を高めておくことでインフルエンザの感染を防止出来るわけである。
しかし前にも述べたように、基礎免疫が確立しただけ(初回接種後の状態)では、血中の抗体価は低く、したがって局所感染予防に十分であるとはいえない。
ただ、基礎免疫すらない場合には、局所感染が成立後、その局所から大量のウイルスが放出されてウイルス血症となり、高熱・悪寒・戦慄・関節痛等のよく知られるインフルエンザの諸症状が発現するが、基礎免疫のある場合には、そこに至る過程のどこかで抗体産生が速やかに誘導されるか否かが、インフルエンザを発症するか否かを左右するのである。
少し専門的になり過ぎてしまったきらいがあるが・・・
ここで問題になるのは、そもそも予防接種は誰のためにするのかということである。
単に大人といっても、専業主婦と仕事に出る亭主とは、感染の機会の多寡が異なるわけだし、少なくとも営業マンやお水のお姉さんたちは、感染の拡大を防止するためにも、また顧客に対するエチケットとして、2回接種が推奨されるべきだと思われるのだが、如何なものだろう。
To be continued・・・・
よく外来で、接種回数に関して質問を受ける。
日本では大人は1回、小児は2回接種が推奨されているが、その根拠は?
全くバージンの状態、すなわち1回もそのウイルスに遭遇していない個体の場合、初回接種から平均2週間後にはそのインフルエンザ特異的B細胞(リンパ球の一種)が誘導される。3週間以上の間隔をおいて2回目の接種を受けると、このB細胞が抗体産生細胞(プラズマ細胞)に分化して、大量のIgG抗体が放出される。その結果、感染局所にも十分量の抗体が行き渡り、感染防御が成立するというのがそのメカニズムである。
したがって初回接種後の時点ではまだ、肺局所には感染防御に十分な量の抗体は準備されてはいない。免疫学的には大人も子供も大差はないので、完璧を期するなら2回接種を受けることが好ましい。
インフルエンザというのは、大体20年周期で同じ亜型が流行することが過去のデータから証明されている。ワクチンに選定される株は、WHO(世界保健機構)の流行予測をうけて、厚生労働省で夏頃に決定される。これはA型3~4種およびB型1~2種類である。つまりはワクチンはAB混合で数種類の株の入ったカクテルとなっているのだ。
今仮に10年間毎年ワクチン接種を受けたとすると、ほぼ全ての亜型を網羅していることになる。それに毎年自然に流行株に感作されている可能性をあわせると、大人は既に初回接種を済ました状態(これを基礎免疫が成立している状態という)にあるといえるので、1回接種でもいいということになるのである。
秋風が心地いいですね。インフルエンザの予防接種始めました。
昨年は2月からの流行でしたが、一昨年は 11月末からのでした。
いつから流行するかは 今のところ予想できませんので、
早めの接種を お勧めします。
P.S. 10月21日(日)第19回健康フェスティバルが
ラポールひらかたで開催されます。
私も午後1~4時迄、なんでも健康相談に出務していますので、
お気軽に おはこびくださいね。
先週、麻疹は府下全体で少なくとも18例の報告がありました。
新学期が始まり、再流行する可能性もあり、注意が必要です。
とは言え、ヘルパンギーナ、プール熱等の夏型感染症は減少し、
全体に患者数が少なく、平穏無事です。
こんな時こそ、アレルギーの精査や、予防接種の好機ですし、
私もじっくりと、患児やおかあさん達と
お話が出来る時間を大切にしようと思っています。
ヘルパンギーナ、プール熱等が増えてきて、いよいよ夏本番って感じです。あせもが悪化して、とびひになるケースも散見されます。起床時や、外出からの帰宅時、着がえの時、さっとシャワーをかけるだけでも意外と効果大ですよ。その際には、せっけん等はダメです。皮脂がとれてカサカサになってしまいますからね。塩分とホコリを さっと流すだけにしましょう。せっけんは、1日1回入浴時だけで充分です。